秋の永代経法要シーズン

 9月に入ると、浄土真宗の寺院では永代経法要がお勤めされます。しかし、今年もコロナ禍の為、香川県内でもまん延防止等重点措置が適応され、各お寺の状況などによっては中止や内勤めになっております。
 コロナ禍以前は和鳴会に所属する寺院でそれぞれのお寺へ参って、お勤めをしたり、法要に応じて雅楽も演奏しておりました。お寺の場合、雅楽は演奏や舞楽のためだけではなく、法要に出勤している導師や法中(ほっちゅう=お坊さん)の動作の中で演奏される時があります。主に導師がご本尊の手前にある正方形の畳の所(礼盤・らいばん)に上がる時と下りる時、そして本堂の内陣(ないじん)や余間(よま)に出勤している僧侶が本堂内から退出する時です。



 すべての寺院で行われてはいませんが、参詣者の皆さまが安心してお寺にお参り出来るように努めながら、またいつか雅楽が奏でられる法要が出来たらと思っております。


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