さまざまな ことを思い出す 桜かな

 今、四国高松では桜が満開です。
 桜の俳句といえば、タイトルに挙げた、松尾芭蕉のものぐらいしか知らないのですが、この句を思い出すと、特にこの4年に渡るコロナ禍を回想する自分に気づきます。本当に「さまざまなこと」が起こりました。
 緊急事態宣言やまん延防止等により行動が規制され、予定がことごとく延期や中止となり、不安や無力感を覚えた時もありました。一方、東京オリンピック・パラリンピックや、ワールドベースボールクラッシックのように、力を貰ったこともたくさんありました。
 ご存知の通りマスクの着用は個人の判断となり、5月には新型コロナウィルス感染症も季節性インフルエンザと同じ扱いとなります。何もかも以前の様には戻らないかも知れませんが、このコロナ禍に起きた「さまざまなこと」を、一つの糧として新しい歩みを踏み出せたらと、桜を見ながら思うことです。



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