和鳴会

 今年の7月で前身である「笛の会」結成36年を迎えます。「和鳴会」と会名が変更となってからは2月で28年となりました。


 所属している会員の入れ替わりはありましたが、会が出来てからもう36年、結構長く続いています。会員の方の平均年齢も50歳を超え、結成当時に比べて大分高齢になってきました。これからは、会を作った人たちの思いも受け継ぎながら、グループをどう維持し発展させていくかということに取り組んでみたいと思います。
 平成26年には結成20周年記念演奏会が開催されました。令和6年には結成30周年を迎えます。ここ2年程コロナ禍でまともな活動が出来ていませんが30周年に向けて何かできるか、これから少しずつ考えてなんらかの催しが出来ればいいなと考えています。


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シン・ウルトラマン

先日息子と映画「シン・ウルトラマン」を観てきました。内容は私が幼い頃に観たウルトラマンとは異なったものでした。放射性物質とか政治問題などの大人の問題も含めた作品でした。観た後に息子に「どうだった?」と聞いたら「凄く面白かった!」と言ったのでビックリしました。作品が良ければ、世代を越えてもいい作品なんだと改めて思いました。



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聖徳太子

 去年は聖徳太子がお亡くなりになって1400回忌でした。先日の興正寺春の法要の中でも太子を偲んでの法要がありました。遥か昔から人々に慕われてきた聖徳太子ですが、私は昔の1万円札の肖像を思いだします。しかし現在の1万円札の肖像は福沢諭吉に変わり令和6年からは渋沢栄一に変わります。今の若い人たちの中には、聖徳太子の1万円札を知らない人も沢山いるかもしれません。太子は「和を何よりも大切なものとし、いさかいを起こさぬことを根本としなさい。」というお言葉をのこしています。今ウクライナで行われてる悲しい出来事、こんな今こそ太子のお言葉が、世界に響いて欲しいと思うこの頃です。


写真:1万円札の肖像として知られる聖徳太子像


写真:真宗寺院に安置される聖徳(上宮)太子の掛け軸。


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まずは一杯

 一般的にご法事に招かれた方は、まず最初に施主さま宅のお仏壇前で手を合わせて施主さまや参列している皆さまにごあいさつをした後はお茶が出されるかもしれませんが、香川県内のご門徒さん宅で行われるご法事ではお茶より先にうどんが振る舞われるところがあります。
 それは特に中讃地域あたりで出され、多くのお宅では「湯だめ」という食べ方でうどんがご用意されます。随分以前は県内の他の地域でも振る舞われていたそうです。
 私自身、どのような理由でうどんが振る舞われはじめたかは定かではないですが、法事のたびに振る舞うご家庭もあったり、地域にもよりますが、各家庭の宗派(浄土真宗、真言宗など)の年忌によって振る舞うタイミングが異なったりする場合もあるそうです。
 コロナ禍でうどんが振る舞われることが以前よりも減りつつはありますが、「うどんを頂いてからお勤めが始まる」、うどん県と言われる香川県らしいご法事です。



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年忌のかぞえ方

 お参りに行くと、「法事は何回忌まであるの?」というお問合せがあるので、ご案内させて頂きます。
浄土真宗の年忌法要は下記のようになります。
満中陰(命日から四十九日目)
百か日(命日から百日目)
一周忌(命日から一年後)
 以後はすべてかぞえ年で数えていきます。
三回忌(命日から二年後)
七回忌、十三回忌、十七回忌、 二十五回忌、三十三回忌、五十回忌と勤めていきます。
 通常年忌は五十回忌で終わりますが、 親鷺聖人や歴代の方々は、 御遠忌(ごおんき)と呼び、五十年ごとに勤められます。



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